天竜・無垢の木 ひのきの家

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二世帯住宅工事進行中~森町O様邸

只今工事中の森町O様邸新築工事

工事は順調に進んでいます

制震装置MIRAIEの収まりを確認する岡野棟梁

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サッシ(窓・窓枠)も搬入されて外周部が囲われてきました

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現在は大工さんと電気職人さんが作業中

今後、第三者機関による検査を経てセルロースファイバー(デコス・ドライ工法)を施工します

その為、断熱材施工箇所の各種電気配線工事を先行して作業・確認中です♪

通気層+外部面材+断熱材+内装仕上材で完成する壁内無結露工法で、木造住宅の致命傷となる「壁内結露」を防ぎます

第三者機関が評価する「建築物省エネルギー性能表示制度」

BELS認定★★★★★(最高ランク)取得予定

三者機関による性能認定もいただき、助成金も+30万UP

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さて、今後必要になってくるのが「各種造作材」です

ちょっとマニアックなお話しになってしまいますが、窓枠や建具枠、框など様々です

新建材などの既製品ではなく「ひのき」で製作する為、一本一本、図面を引いてオリジナルで製作します

その為、仕上がり収まりは美しく耐久性も抜群です

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引き戸それぞれの吊り方、収まり方、見え方など考慮しながら図面を引いていきます

朝から大工棟梁と事務所で図面作業、気が付けば夕方!

時間が経つのが早い(汗)

好きなことをしていると、だいたいこんな感じです(笑)

今回出来上がった図面で、今度は建具職人さんと最終確認打ち合わせ

まだまだ確認作業は続きます

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今後は現場見学会も予定しています

「ひのきの家」の耐震・制震・気密と断熱・素材と構造を公開予定

またご案内いたします

年末・年始のお知らせ

ひのきの家、夏目です

今年も早いもので残すところあと3日となり、いよいよ年末を実感してまいりました

コロナ禍で幕を開けた2021年、あらためて1年という月日があっという間で短い期間だと実感しています

本年中ご縁をいただきました皆様、OB皆様、工事に関わってくださった皆様には心より感謝御礼申し上げます。

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今年は私生活はもちろん、仕事の上でもコロナ禍であることを痛感した1年でした。

各種イベントの中止や縮小、ウッドショック!など様々な出来事のなかから、自社「ひのきの家」を見つめ直す良いきっかけもできました

毎日、仕事に追われる日々ではスルーしてしまうような小さなことから大きなこと。

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「変化」「継続」そして「感謝」

 

●これまで慣れ親しんだこと、でも変えて行かなくてはならないもの

●ブレずに継続(守り)つづけなくてはならないもの

●これまで、すべてのOB皆様に支えられている「ひのきの家」アフターサポートをより充実させ末永く安心して暮らせる住まいへ

全てどれも当たり前のことなんですが・・・

コロナ禍がもたらした、見つめ直す良い機会から再認識いたしました

「ひのきの家」は2022年も、より良い家づくりを追求してまいります。


【年末・年始の営業】

12/29(大掃除)~1/5までお休みとさせていただきます

1/6(木)から通常営業

ご予約をお待ちしております

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本年中は大変お世話になり、ありがとうございました

2022年もよろしくお願いいたします。

 

冬至・軒の出を考える

本日12月22日は冬至

一年で昼間の時間が最も短くなる日です

太陽が最も南に寄り太陽高度が小さくなり、日照角度も最も小さくなります

夏場、ウッドデッキが日陰になっていましたが12/22現在はご覧の通り♪ 

軒の出1,800mm

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室内も奥深くまで陽が入っているのが分かります

日中に取り入れた日差しを床材が蓄熱し夕方~夜に放熱するダイレクトゲインを採用しています

因みに床材のすぐ下には「チャコルトン」特殊な炭が敷き詰めてあります

(防虫・防カビ・調湿・森林浴効果・温度調整)

軒の出1,800mm

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軒の出があれば夏場など少々の雨でも窓を開けて換気ができます

洗濯物を干したり

デッキで食事をしたり・・・?

コチラ手前側は軒の出が2,700mm!

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でも室内はこんな感じで、奥まで陽が届いています

軒の出2,700mm!

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暑い夏には日陰をつくり、寒い冬には陽を取り入れる

通風など風の通り道を考え、窓の位置と大きさ、自然の恩恵を活かしたパッシブデザインです

気密・断熱性能を高めた上、各素材の調湿効果を利用して健康的に暮らす

「ひのきの家」では極力電力に頼らないタイプの省エネ住宅を推奨しています

↑  ↑  ↑  ↑  ↑

どう気密・断熱性能を高めるのか?各素材の調湿効果とはどのような素材を使用しているのか?

ひのきの家の「家づくり」とは?

日本の気候風土にあった「家づくり」とは?

ひのきの家HPでも近日?来年?公開準備中です

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近年では軒を出したり、無くしたりとデザイン的な要素も多くなってきています

自然の理にかなった軒の出とは?

一概に軒を出せば良い、と言う訳でもなく、様々な立地条件によっても大きく変化します

また、軒の出によって守られるものもがあったり、効率の良い通気層(構造躯体)が確保できたり、家の耐久性が変わってくる場合もあります

立地条件とデザイン

住まいに合った「軒の出」!ご提案いたします

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今年で2年目を迎える(ひのきの家)のサンンタクロース

この活き活きとした表情(笑)

祝上棟・二世帯住宅、森町O様邸新築工事

前日より上棟準備作業を進めていた森町O様邸新築工事

12月11日(金)本日はいよいよ棟上げを行います

良い天候にも恵まれた絶好の上棟日よりです

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O様ご家族皆様で棟木に火災除けの「おまじない」を書き入れていただきました

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(おまじない)の内容は、この建物は以下の素材で出来ている事を意味しています

霜の柱に氷の梁、雪の桁に雨の垂木、露の葺き草

ここに登場します柱・梁・桁・垂木・葺き草は建築部材

この建物は絶対に燃えないもので出来ているのです♪

建物の一番高い部分、この場所に無事収まりました

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母屋、垂木の上を、まるで地上のように歩く大工さん

ちなみに私は四つん這いになってしまいますが・・・

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写真では分かりずらいのですが、コレは相当高い場所での作業

棟木が収まり、午後には建物のカタチになってきました

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近くに山々がある地形のせいか、大工さんが掛矢を振るたびに

ゴッコ~ン♪・ゴッコ~ン♪

大迫力なサウンドが山から返ってきます

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日が沈みかけた頃、目標としていた大屋根までの作業が順調に完了しました

今の時期、日が沈むのがほんとに早い・・・

夏場に比べて約2時間ほど短縮されますので、チームワーク、作業工程段取りが重要になってきます

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夕方前、これから片付けをして上棟式の準備です

自然豊かな2階からのロケーション♪

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内部から見上げる「棟木」

棟換気システムを採用する為、外壁周囲から上がってきた空気が棟木の上から抜けていきます

建物外周から屋根にかけてすっぽり空気層に囲まれている感じ♪

夏は涼しく構造躯体の呼吸を妨げず健全な状態を保ちます

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そして上棟式

神主でもある、ひのきの家の「岡野棟梁」に祝詞をあげていただきました

昼間は大工棟梁、この時は神主!

今メジャーリーグで、はやりの二刀流?(笑)

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上棟式のあとは、少しの時間ですがO様ご家族皆様、大工職人みんなと有意義な時間を過ごすことができました

まだ小さいR君、大勢の職人を前にして立派にご挨拶、職人一同大変癒されました♪

当日のみんなで撮った集合写真のR君は地鎮祭のときとは別人でしたよ(笑)

O様、本日は一日大変お疲れ様でした、そしてありがとうございました

近隣皆様にもご理解とご協力をいただき誠にありがとうございました

今後とも安全に工事を進めてまいります

ひのきの家、大工棟梁スタッフ一同

上棟前作業1日目~「ビンタ伸ばし」~

森町、O様邸新築工事

ALL天竜材の二世帯住宅です

建物規模が大きい為、上棟は全2日間工程で行われ、本日は上棟前日作業になります

ひのきの家の「岡野棟梁」をはじめ計9人の精鋭部隊

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前日作業の中で今回ご紹介させていただくのが「ビンタ」伸ばし

下写真の〇部分です

4寸幅の梁に梁幅より太い7寸の柱(大黒)が支えます

本来は天井裏に隠れてしまう部分ですが、化粧梁を現しにして天井高を高く確保する為に露出します

このビンタ伸ばしがないと仕上がってからアレ?なんか変だぞ?なんてことになってしまいます

4寸幅の梁に4寸幅の柱の場合は必要がなくなる部分ですが

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柱の芯に梁を掛けるか少しどちらかにズラすか、は周囲の収まりにより決定いたします

反対側のコノ部分、少しドキドキしましたが無事に収まってくれました

この部分は特に慎重にとお願いしていた部分だったので一安心♪

よかったぁ

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私の下手な絵でご説明させていただきますと、こんな感じです

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ビンタ伸ばしの部分が無いと、見えたときに少しおかしいですよね

しかしなぜ「ビンタ」・・・?なのか?

建築用語で「ビンタ」とは丸太を製材する際に皮付きの部分が残った材料のことを言います

今回の「ビンタ伸ばし」にはちょっと当てはまりそうもありません

では何故ビンタ伸ばしと言う・・・?

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皆さんご存じの「びんた」は相手の頬を平手打ちすることを言います

(びんた)の鬢(びん)は鬢の辺りという意味

「鬢」とは頭髪の左右側面のモミアゲの根元部分

(びんた)が平手打ちの意味で用いられるようになったのは旧日本軍からだと言われているそうです

ん~、びんたの鬢は頭髪の左右側面の・・・・

と言う事は今回の「ビンタ伸ばし」のビンタは、やはりコチラの(びんた)が語源なのか?

少し面白かったのでご紹介させていただきました

ただ本当の語源は分かりません・・・

明日、大工さんに聞いてみます

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明日はいよいよ上棟(棟上げ)です

準備は万全、天気もOK

棟梁、大工さん、レッカーさん本日に引き続き、明日もよろしくお願いします

近隣の皆様、日頃からご理解ご協力いただき誠にありがとうございます