ひのき無垢フローリング施工♪ 【アート和久田工務店】
ひのきの家普及促進協議会です。
浜北区でのH様邸施工中のアート和久田工務店の和久田棟梁が額に大ツブの汗を流し「ひのき無垢」フローリングの施工真っ最中でした。
無垢の床材は施工後も湿気を吸収したり放出したり、少し変形?してみたり、まるで生き物のようです。その特性(性格)を熟知した上で施工ができます。
施工の具合が悪い(性格を理解していないと)床材(床材くん)もストレスがたまりツッパッたり暴れたり、もう大変です。
今回はそんな(無垢床材くん)の育て方(施工)を少しご紹介いたします。
まずはじめに「割り付け」
無垢材は1枚づつ様々な顔(表情)があります、そうした表情をみて全体にバランスよくなるよう考えて居場所を決めていきます。
そして寸法を測りますが、このときに気を付けるのが一番壁側!ピッタリとは張らずに数ミリ空けておき床材が湿気等を吸収、放出の際の伸縮に対応します(たまには背伸びをしてリラックス?)
ちょうどココだな! よしよし
カットします。
このとき「ひのき」のいい香りが~♪
切ったところの角をカンナで落として、いい子、いい子します。
こんな感じ、この地味な作業が施工後の肌触りに敏感に影響してきます。
床材の裏側には反り予防の溝があり,そこにボンドを塗って。
押し込んで。
この時も下地材の継ぎ目と床材の継ぎ目が揃わないように気を付けます。
ん? ん? ん?・・・ コレも大事!
壁側に数ミリの隙間を空けましたが、この部分もスペーサーを噛まして、若干空けて施工します。
コレも床材が湿気等を吸収、放出した際の動きに対応。のびのびと育つ環境にします♪
その他、床下の換気計画なども床材くんの成長に影響しますので快適な環境をつくってあげます。
そして、ひとまず出来上がりです。
ん~♪ とってもキレイでいい香り~♪
無垢材は素足で歩くと最高に気持ちいいです。夏はサラサラ、冬もあったか。また経年変化も楽しめて、いろいろな表情を見せてくれます。
こちらは休憩中の板金職人さん、オレは撮らなくていいよ~(汗)
すでに撮ってましたよ(笑)
以前にもお話しましたが、一流の棟梁の現場には「やっぱり!」一流の職人さんがいます!私も仕事柄いろいろな現場へ足を運びますがいつも感じます。
家づくりは、棟梁の号令により、こうした職人さんたちに支えられて出来上がります。
H様邸、12月のお引渡しに向け順調に進んでいます!
やっぱり笑顔が似合いますネ!和久田棟梁!