上棟前作業1日目~「ビンタ伸ばし」~

森町、O様邸新築工事

ALL天竜材の二世帯住宅です

建物規模が大きい為、上棟は全2日間工程で行われ、本日は上棟前日作業になります

ひのきの家の「岡野棟梁」をはじめ計9人の精鋭部隊

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前日作業の中で今回ご紹介させていただくのが「ビンタ」伸ばし

下写真の〇部分です

4寸幅の梁に梁幅より太い7寸の柱(大黒)が支えます

本来は天井裏に隠れてしまう部分ですが、化粧梁を現しにして天井高を高く確保する為に露出します

このビンタ伸ばしがないと仕上がってからアレ?なんか変だぞ?なんてことになってしまいます

4寸幅の梁に4寸幅の柱の場合は必要がなくなる部分ですが

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柱の芯に梁を掛けるか少しどちらかにズラすか、は周囲の収まりにより決定いたします

反対側のコノ部分、少しドキドキしましたが無事に収まってくれました

この部分は特に慎重にとお願いしていた部分だったので一安心♪

よかったぁ

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私の下手な絵でご説明させていただきますと、こんな感じです

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ビンタ伸ばしの部分が無いと、見えたときに少しおかしいですよね

しかしなぜ「ビンタ」・・・?なのか?

建築用語で「ビンタ」とは丸太を製材する際に皮付きの部分が残った材料のことを言います

今回の「ビンタ伸ばし」にはちょっと当てはまりそうもありません

では何故ビンタ伸ばしと言う・・・?

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皆さんご存じの「びんた」は相手の頬を平手打ちすることを言います

(びんた)の鬢(びん)は鬢の辺りという意味

「鬢」とは頭髪の左右側面のモミアゲの根元部分

(びんた)が平手打ちの意味で用いられるようになったのは旧日本軍からだと言われているそうです

ん~、びんたの鬢は頭髪の左右側面の・・・・

と言う事は今回の「ビンタ伸ばし」のビンタは、やはりコチラの(びんた)が語源なのか?

少し面白かったのでご紹介させていただきました

ただ本当の語源は分かりません・・・

明日、大工さんに聞いてみます

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明日はいよいよ上棟(棟上げ)です

準備は万全、天気もOK

棟梁、大工さん、レッカーさん本日に引き続き、明日もよろしくお願いします

近隣の皆様、日頃からご理解ご協力いただき誠にありがとうございます

お引き渡し後・2年目の定期点検を実施いたしました

2年前にお引き渡しの浜北区M様邸

2年目の定期点検ということで事前にアポイントをお取りさせていただきご訪問♪

点検をしていただく「さんさい工房一級建築士事務所」の村松さんに同行させていただきました。

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お引渡し当初と比べ、外構や「畑」も整備されていて、土地建物を大切にしていただいている様子が一目で伝わってきました

外観を一見しただけで嬉しくなる不思議な感覚・・・は(工務店あるある)

まさに住宅の耐久性を向上させる一番の秘訣です

点検は外部外廻りから開始していきました

基礎、屋根、外壁、シーリング、軒天、樋・・・・

しっかり点検していきます

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檜の柱もシルバーグレイに変化しつつあり、趣を感じます

今後は更なる変化が楽しみでもあります

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外部点検が終わり、続いて建物内部の点検へ

壁、天井、タイル、窓枠、建具、給排水、床下、小屋裏・・・・

一つ一つ確認作業が続きます。

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内装材、檜の経年変化が美しい~

2年前と比べるとすごく落ち着きが増してきた感じ?

2年間住んでみて「木」は生きてるんだなぁと実感しましたとの事(M様)

「木」が湿気を吸収したり放出したり(木の隙間が空いたり埋まったり)快適に暮らせているとの嬉しいお言葉もいただけました

M様邸は「パッシブデザインの省エネ住宅」現在の光熱費をお聞きして驚愕しました・・・(笑)

私と比べて1/7?・・1/8?・・・?

ウチが使いすぎ?・・・ウチがボロすぎ(笑)?・・・

M様の努力と工夫もあってのことだと思うのですがスゴイ!

電気料金だけでなく、温室効果ガスの排出量削減にも大きく貢献している

これこそが地方で求められる省エネ住宅ではないのか!と考えさせられます

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と、M様とお話ししている間に村松さんは「防護服」?ツナギ?に変身

これから床下へ潜り、基礎・給排水・土台を調査に!

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M様と共に、探検隊の出発を見送る心境でした

では、お気お付けて、いってらっしゃい!

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2年目の定期点検は問題なく完了いたしました

M様、点検立会いありがとうございました。後日、今回の報告書をお渡しさせていただきます

また、大変貴重なお話しも勉強になり、ありがとうございました。

いよいよギターから耕運機に変わる日も近い?(笑)・・・  (夏目のひとり言)

~基礎工事~地震に備える「耐震を守る制震」という考え

森町O様邸新築工事

基礎工事がほぼ完了しました

「ひのきの家」の看板も設置完了~・・・?!!!

あっちゃ~、網の向こう側に看板が・・・写真を見て気が付いた~、網の手前側に設置するべきだったかなぁ~

まぁ見えるかな?

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基礎から伸びたアンカーボルト

こちらは土台用でもなくホールダウンでもなく「制震装置MIRAIE」取付用のものです

檜の土台を挟んで梁との間に直結されます

その為、他の制震ダンパーなどと違い新築時にしか施工ができません

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今回のO様邸では(x軸×4)+(y軸×4)の合計8ヵ所!!!

完全二世帯住宅の為、規模も大きく・・・

通常30坪~40坪の場合は計4ヵ所程度になります

制震装置は設計士とメーカーとの間でそれぞれ計算された箇所に配置されます

住友ゴムならではの「高減衰ゴム」を採用し地震の振動エナルギーを熱に変え地震の揺れ幅を最大95%軽減

耐震を担保する為の制震装置。

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平成28年の「熊本地震」では前震と本震で震度7が2回!観測された地域(益城町)がありました

更に、震度6弱以上の余震が計7回も発生し過去に例を見ない大きな地震により、甚大な被害が発生してしまいました

中でも驚いたのが現行建築基準法で建てられた家(震度7クラスの地震で即時倒壊しないレベル、耐震等級Ⅰ)が50棟以上が全壊しました

上記に関しては「即時」に倒壊しないレベルですので避難経路と時間が確保できたものと思えば・・・ですが50棟以上が全壊!という事実

実際には卓上の計算や数字以上に働くものがあるのか?

更に!!!耐震等級Ⅱ(上記の1.25倍)の住宅の1F部分が2Fに圧し潰されてしまう1層崩壊という衝撃がありました

実際には熊本における地域係数0.9をみて1.12倍とのことですが衝撃的な事実です

(当時は幸いにも在宅していなかった為、ご無事だったようです)

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大切なのはもちろん耐震等級ですが、その簡易的な計算だけを鵜吞みにして安心はできないと言う事

実際該当の家では直下率が47.5%、さらに耐力壁に関しては17.8%という状態であったようです

つまり「バランス」も、いや(バランスが)?重要ということです

震度7を含め震度6弱以上が「合計9回」というのも大きな要因になりました

「耐震」とは文字通り地の揺れにえる!と言う事

重要なのは何度でも耐えると言う事ではありません

震度7の前震が発生→耐える(その後の耐震性能は低下の可能性あり)

続いて本震が来る!→また耐える(耐震性能は更に低下の可能性あり)

休み休みに震度6程度の余震が頻発する!

耐震だけではやや不安になります

「耐震技術」に「制震」

一見相反するように思えていまいますが耐震を担保する為の制震でもあり、耐震の手助けをする為の制震でもあります

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なんだか制震装置の宣伝?みたいになってしまいましたがオススメですよ♪

地震発生で大切な家族の命を守るのは当たり前、その後の生活をいかに守るのかです

建物が半壊してしまっても、もとの生活に戻るには相当な費用と期間を要してしまいます

もちろん、これだけやれば確実とは言い切れませんが・・・

今、できることはやっておくことの安心感♪です

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耐震等級Ⅲ、最高(1.5倍)阪神淡路大震災同等クラスでも倒壊しないレベル

それにプラスして制震装置MIRAIEで耐震構造を担保し頻発する余震にも備えます

「コチラに実験動画があります是非ご覧ください」

素材の特性を活かし呼吸する高耐久住宅のO様邸、12月の上棟に向けて作業進行中です♪

「ひのきの家」★住宅標準仕様を準備中★

掲題を見て、え?今さら?

そうなんです、ひのきの家(静岡県家づくり浜松協同組合)ではこれまで「標準仕様」というものがなかったのです

まったく無かったと言う訳でもなく「ひのきの家の推奨仕様」と言うものがありました

つまり、その推奨仕様を「標準仕様」として設定するということです

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最近お問い合わせをいただくお客様の中でも「ひのきの家」の標準仕様を教えてほしいという内容や、お打ち合わせ中なども「これ」は標準ですか?

というご質問も多々。その都度「標準仕様」というものは無いのですが「ひのきの家が推奨する仕様」ですと回答・・・

確かに標準仕様というものは、その工務店が普段からどんな家づくりをしているのか?一つのわかりやすい目安にもなりますよね

これではお客様にも分かりにくいし「ひのきの家らしさ」が伝わらない?

標準仕様の「ひとつひとつ」各素材、工法は構造躯体の耐久性や住み心地などに重要な意味があるものばかりです。

そこで!

「ひのきの家らしさ」を「標準仕様」として設定することとしました、思い立ったら即実行です

近々HP内でも分かるようにいたします←なるべく早くがんばります・・・

ご来場いただくお客様はもちろん、ひのきの家HPを見ていただいた方にも伝わるようにいたします

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是非ひのきの家モデルハウスへお越しいただき、標準仕様の(ひとつひとつ)が「なぜ」この素材や工法なのか?

なぜ?を厳しく問い詰めていただきたいと思います(笑)

その意味をしっかり「わかりやすく」ご説明をさせていただきます

まずは山のお話から(約3時間程度?夏目まで)・・・冗談ですよ(笑)

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最近小学生の娘の友達に「ジャングルポケット?」に似ている?と言われました・・・

(おわんわんの人・・・?あぁ~わかった!)笑

ちなみにその子はジャングルポケットが好きなんですって、よかったぁ~・・・人で・・・


話がダラダラと長くなってしまいましたが標準とする仕様が今までと「ガラリ」と変わる訳ではありません、何一つ変わりません

今まで通りの家づくりです、その仕様を標準とするだけの話なんでが、とても重要なことだと思いました。

以下内容をわかりやすく標準仕様にする予定です

■ 防蟻、防腐に関する部分

■ 構造躯体、主要木材の部分

■ 耐震、制震、省エネに関する部分

■ 気密・断熱・構造躯体の呼吸、住み心地の部分

■ その他内装部分

■ 住宅設備部分(これだけは以前より標準仕様がありました)

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大工棟梁が命を吹き込む「木」と「手」の温もりのある家づくり♪

森町O様邸基礎工事「配筋検査」

只今工事進行中の森町O様邸新築工事

第三者機関による基礎配筋検査が行わました

一般的には「配筋検査」と呼ばれますが、実際には配筋の他にも配置や継手、長さ、定着長さ、コンクリートのかぶり厚さ、配管など様々な箇所をチェック検査いたします

こちらは基礎着工前の地盤改良後

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天然砕石パイル工法を採用しました

土壌汚染なし!液状化対策!CO2削減!リサイクル!メリットは多々あります

説明が長くなってしまいますので下記資料にて割愛させていただき・・・

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基礎工事前は広かった敷地も基礎工事が始まり型枠を組むと、その大きさを改めて実感

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配筋検査の様子

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結果はもちろん合格

鉄筋を切って施工してあります配管スリーブ、しっかり補強してありますね♪

検査前に施工してあるのは、より安心できます

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ん?ところどころ鉄筋の錆色が!?

大丈夫なの・・・???

な~んて、以前にも一度ブログでお話をさせていただいたのですが、久しぶりにもう一度

実はこの錆色は問題なし、むしろコンクリート打設前には歓迎されるサインなのです

鉄筋は工場から出荷されたときには、たっぷりの鉱油がついて錆防止にもなっています

それを現場に搬入→職人さんが軍手などで作業→その工程で鉱油が落ちる→空気で酸化して錆びる。という訳

ここで言う「錆」は鉄筋表面の錆ですボロッと剥がれ落ちる錆や明らかに腐食した錆は厳禁ですよ♪

基礎配筋などに使用される鉄筋は主にD13、芯まで錆びるのには20年~30年かかります

「なぜ鉄筋の表面が錆てて良いのか?」

コンクリート打設時に鉄筋にたっぷりと鉱油が付着しているとコンクリートとの付着が弱くなってしまう場合もあり、鉄筋の表面に錆色がでてきたということは鉱油が程よく落ちてた証拠、クンクリートと鉄筋の付着も増します

「錆びた鉄筋はその後どうなる?」

表面が酸化して赤錆のついた鉄筋はコンクリートに覆われます、コンクリートは強アルカリ性で鉄筋との相性は抜群!

コンクリートが鉄筋に付着することで強アルカリ性により錆の進行はSTOP!

鉄筋がアルカリ性のバリアに囲まれている以上は大丈夫なのです

しかし、長い年月をかけてコンクリートは中性化していきます、中性化したコンクリートが鉄筋まで到達するとたちまち錆やすくなってしまいます

その為、鉄筋へのコンクリートの必要な「かぶり厚」などはとても重要になります

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さて、間もなくコンクリート打設です

上棟へ向けて着々と進行中♪

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